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J-GLOBAL ID:202104002208625915  Research Project code:11104319

微弱電流を駆使した核酸医薬封入人工ウイルスMENDの非侵襲的な毛包内送達による皮膚・毛髪関連疾患治療法の確立

微弱電流を駆使した核酸医薬封入人工ウイルスMENDの非侵襲的な毛包内送達による皮膚・毛髪関連疾患治療法の確立
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 薬学部, 教授 )
Research overview:
本研究は、疾患関連遺伝子wiseに対するsiRNAを封入したR8-MENDをイオントフォレシス(IP)と組合わせることで毛包内に送達し、幹細胞に導入することによって標的疾患関連遺伝子wiseのmRNA量を50%以上低下させ、ヘアレス(毛髪欠損)マウスの毛髪成長を促すことを目標としたものである。平成23年度に、siRNA封入R8-MENDは硬く柔軟性に乏しいため、IP投与による毛包内移行がリポソームほどスムーズではなく送達深度が浅いことが見出された。この点を克服するため、細胞間隙開裂を狙ってカチオン性リポソームと組み合わせてR8-MENDをIP投与を行った結果、R8-MEND単独よりもより深部に送達することに成功した。この結果に基づき、wise遺伝子に対するsiRNAのRNAi効果を検討中である。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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