Proj
J-GLOBAL ID:202104002261962206  Research Project code:7700009910

人工センサー蛋白質を用いたヘム測定法の開発

人工センサー蛋白質を用いたヘム測定法の開発
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator: ( , 情報工学部生命情報工学科, 助教授 )
Research overview:
ヘムは生命に必須の色素で、細胞内制御因子としても働くことが最近明らかになってきたが、その機能解析の基礎となる現在のヘム定量法は煩雑な操作を要し、感度も低い。本研究では、ヘム分解酵素であるヘムオキシゲナーゼ(HO)が可逆的にヘムと結合することを基礎にして、HO のアミノ酸改変および蛍光プローブ修飾により、遊離型ヘムに応答する人工センサーを構築し、簡便かつ高感度な測定法を開発する。このセンサーは生体由来の蛋白質であるため、細胞内への導入が可能で、将来的には、蛍光イメージング技術と組み合わせ、遊離ヘムの細胞内動態を観測する新規な分析技術を創出へと発展させるつもりである。
Terms in the title (6):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page