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J-GLOBAL ID:202104002412462537
Research Project code:13410910
細胞膜透過性ペプチドを搭載した人工ウイルスの創製
細胞膜透過性ペプチドを搭載した人工ウイルスの創製
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 工学(系)研究科(研究院), 教授 )
Research overview:
本研究では、ウイルス由来のb-Annulusペプチドが自己集合して形成される人工ウイルス殻(キャプシド)に細胞膜透過性ペプチドH16を搭載させ、内部にDNAやRNAを内包した「細胞透過性人工ウイルス」を構築し、新たな核酸医薬デリバリーシステムとして応用することを目的としている。本実施期間において、化学合成および遺伝子工学合成により、b-AnnulusにH16を導入したペプチドを合成することに成功し、それらの自己集合によりH16搭載人工ウイルスキャプシドの調製に成功した。また、人工ウイルスキャプシド内に蛍光ラベルDNAが内包されたことを示唆する結果を得ている。今後は、人工ウイルスキャプシド内へのDNA内包の詳細な解析や、細胞毒性の評価、細胞膜透過性の評価などの基礎的な知見を得るとともに、癌治療用マイクロRNAを内包した人工ウイルスキャプシドを構築し、癌細胞に対する治療効果を検討する。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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