Proj
J-GLOBAL ID:202104002567447100  Research Project code:11104178

カテーテル型パルスウオータージェットメスによる新しい食道癌内視鏡的治療技術の開発-全身麻酔下豚を用いた性能の検討-

カテーテル型パルスウオータージェットメスによる新しい食道癌内視鏡的治療技術の開発-全身麻酔下豚を用いた性能の検討-
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 医学系研究科, 講師 )
Research overview:
食道内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行するためのパルスウォータージェットメスの開発と製品化が最終目標である本研究課題では、研究期間内に(1)「内視鏡操作下における切開能の微細な制御と正常構造物の温存」 (2)「安全な手技と操作性の確立と既存の手技に対する優位性」を動物実験で明かにすることを目標としている。カテーテル型パルスウォータージェットメスの切開能と血管温存能はレーザーエネルギーとstandoff distance(レーザー照射部とノズルとの距離)によって調整でき、豚ESDにおいて良好な視野と操作性のもと、既存の機器と比較し剥離面の熱損傷を減少させ、創傷治癒を促進させることを明らかにした。当初の目標を達成したと考え、東北大学医学部倫理委員会の承認を経て、次段階であるヒト摘出食道で至適条件を検討する予定である。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page