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J-GLOBAL ID:202104002687547508  Research Project code:11104286

培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の肝発がん性の短期評価法の開発

培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の肝発がん性の短期評価法の開発
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院医学研究科, 教授 )
Research overview:
ペルオキシソーム増殖剤(PP)には高脂血症の治療薬など産業上重要な化合物が多いが、長期投与でラットやマウスに肝がんを誘発し、その発がん性の迅速な評価法が求められている。化学物質の安全性の評価は、世界的に動物個体を使用せず、培養細胞などによる方法に変化しつつある。しかし、PPでは動物個体を用いる方法しかなく、90週間の長期投与を行っているのが現状である。本研究は、培養細胞を用いてPPの発がん性を2-3日間の処理で評価できる方法を開発するため、培養肝細胞で、PPの発がん性を予測できる遺伝子を探索し、6種類の候補を見出した。一方、星細胞はPPの直接の標的ではないことが判明し、他の細胞を肝細胞と組み合わせることが必要と考えられた。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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