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J-GLOBAL ID:202104002711741361
Research Project code:7700008185
無加湿条件下で高イオン伝導性を示す電解質膜を用いた燃料電池の高効率化
無加湿条件下で高イオン伝導性を示す電解質膜を用いた燃料電池の高効率化
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 助教授 )
Research overview:
固体高分子型燃料電池の作動温度(80~90°C)を水の沸点より高くし、無加湿運転することで、そのエネルギー変換効率は10%以上高くなる。その実現には、無加湿条件下で高いイオン伝導度を示す電解質膜が不可欠である。本申請者らは、従来の固体高分子電解質膜と異なる独創的な動作原理の電解質膜を提案し、既に論文などで報告している。この電解質膜にある工夫をさらに行い120°Cで10-2 S cm-1という値を得た。これは、NEDO で提案されているロードマップに示されている無加湿作動固体高分子型燃料電池用電解質に求められる伝導度と同程度である。本課題では、この高イオン伝導性電解質膜を用いた膜・電極接合体(MEA)を製作し、その基本的な電気化学的特性を評価すると共に、このMEAの高効率燃料電池試作セルへの応用展開を試みる。
Terms in the title (5):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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