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J-GLOBAL ID:202104003357797091  Research Project code:11104492

ハイスループットin vivo有毛細胞イメージングを用いた難聴治療薬の探索

ハイスループットin vivo有毛細胞イメージングを用いた難聴治療薬の探索
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院医学研究科薬理ゲノミクス, 講師 )
Research overview:
難聴は最も頻度の高い身体機能障害であり、その治療法を開発することは極めて重要な社会的意義を有する。難聴には様々な原因があるが、有毛細胞の障害は、老人性難聴や薬剤性難聴における重要な原因であり、その機能を保護することは有効な難聴治療法のひとつとして期待されている。本研究では、我々が独自に開発した有毛細胞イメージング剤と、ヒト疾患モデル動物としての地位が確立しつつあるゼブラフィッシュ、さらにイメージング剤で染色されたゼブラフィッシュの有毛細胞を高速かつ自動で撮影する顕微鏡装置を組み合わせたスクリーニングシステムを構築し、有毛細胞保護作用を有する薬物を同定した。今後、この薬物の有毛細胞保護作用の分子機構を解析し、その薬理作用を解明することにより、さらに優れた難聴治療薬の開発へと展開する。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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