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J-GLOBAL ID:202104003382008590  Research Project code:13411373

褐藻類由来のジテルペンが転写因子Nrf2を介して脳を保護する

褐藻類由来のジテルペンが転写因子Nrf2を介して脳を保護する
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部, 准教授 )
Research overview:
褐藻類はテルペノイドの合成能力があることは想定されていたが、従来の研究の殆どが親水性の化合物に集中し、テルペノイドが研究に取り上げられることは殆どなかった。これに対して本研究は、褐藻類のテルペノイドが生理活性に関与することを示した点で圧倒的な優位性を示す。この背景から、「生活習慣病を制御する食材分子」として、褐藻類(シワヤハズ)由来のテルペノイド(ゾナロール)に注目している。ゾナロールはストレス応答を司る転写因子Nrf2の活性化を介して脳を保護することを発見した。日本近海に散在するシワヤハズを、植物工場により生産し、新しい食品市場の創製を目指している。本研究では屋久島の群落を発見し、食材の実用化へ道を開いた。今年以内にシワヤハズの機能性食品の開発を目指して、ハイリスク挑戦などのグラントへステップアップする。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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