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J-GLOBAL ID:202104003480981336  Research Project code:7700109116

高周波誘導加熱技術を利用した金属・絶縁体複合廃棄物の分離・資源化

高周波誘導加熱技術を利用した金属・絶縁体複合廃棄物の分離・資源化
Study period:2010 - 2010
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部, 准教授 )
Research overview:
高周波誘導加熱により機械的強度を低下させた金属・絶縁体接合面の機械的分離手法の確立を目標とし、模擬試料を作成し高周波誘導加熱状態における引っ張り試験により、試験条件が接合面の剪断特性に及ぼす影響を実験的に明らかにした。その結果、導電性に優れる銅材に対しても高周波電流の増加に伴う剪断応力の低下という相関関係が得られた。また、銅・樹脂薄板に対して高周波加熱を行った結果、銅薄膜と樹脂膜が手作業ではあるが容易に分離できるようになることが確認された。この結果を踏まえ、特に薄膜製品に対する回転ローラー等による摩擦分離の可能性が示唆され、以後当該機器の開発を進める予定である。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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