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J-GLOBAL ID:202104003650843871  Research Project code:12102744

禿頭自然発症ラットを用いた育毛ペプチドの機能評価による治療法の開発研究

禿頭自然発症ラットを用いた育毛ペプチドの機能評価による治療法の開発研究
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 医学(系)研究科(研究院), その他 )
Research overview:
WKYの近交配系にて禿頭を自然発症するラットを用いて、育毛剤などの負荷試験を通して禿頭の機能解析を行い、禿頭の発症機序や効果的な治療法の開発を目的としている。禿頭発症ラットの汎用性の確立と販売を併せてSPF化に取り組んでいるが、SPF化に際して禿頭の発現が見られない状況が認められたので再交配およびF2世代の観察を行い原因の検証を行っている。これに伴い育毛剤負荷による比較試験は遷延している。一方で禿頭ラットの遺伝子解析により禿頭発症に関連する遺伝子および変異を検証してオントロジー解析やパスウェイ解析から禿頭に関連すると考えらえる遺伝子を絞り込んでおり、今後はこれら候補遺伝子の機能解析を行うとともに動物のSPF化を遂行する。今後はAG30およびその関連したペプチド群を用い、絞り込みを行った候補遺伝子の発現変化を来すような候補ペプチドを同定し、育毛剤としての最適化を図る。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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