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J-GLOBAL ID:202104003685646289  Research Project code:17943772

革新的ハロゲン循環による材料の高資源化プロセスの開発

革新的ハロゲン循環による材料の高資源化プロセスの開発
National award number:JPMJMI17C4
Study period:2017 - 2018
Organization (1):
Principal investigator: ( , 大学院環境科学研究科, 研究科長・教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJMI17C4
Research overview:
塩化ビニルなどに使われている塩素は、現在は苛性ソーダ生産の副産 物として供給されているが、塩素の需要が苛性ソーダ需要を上回ってい るため、関連製品の供給は海外に依存しているのが現状である。また、 廃棄に伴う環境への影響を含め、廃プラスチックを資源循環の中に位 置づけることは、経済、環境の両面において重要となっている。そうした 中で、現状では有効活用されていない廃プラスチックから塩素や有用物 質を回収するアプローチが注目されているが、現状の脱塩素技術ではエ ネルギー消費が大きく、塩素を原因とする装置腐食やリサイクル製品へ の塩素混入等のプロセス上の課題があり、資源循環が確立していない。 本研究では、金属回収技術への応用をも視野に入れた新しい脱塩素 技術として湿式化学分離技術を開発し、プラスチック高度循環利用技 術・プロセスを確立する。
Terms in the title (5):
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Research program:
Parent Research Project: 持続可能な社会の実現「新たな資源循環サイクルを可能とするものづくりプロセスの革新」
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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