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J-GLOBAL ID:202104003719401060
Research Project code:12102098
糸状菌に青色光刺激を与えて有用代謝産物を製造する実用化モデルの試作と性能の評価
糸状菌に青色光刺激を与えて有用代謝産物を製造する実用化モデルの試作と性能の評価
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 農学部, 教授 )
Research overview:
本研究開発目標は、(1)可視光透過性容器内で液体培養したヒラタケ菌糸に青色光刺激を与えた後、その水層抽出物中のシキミ酸量を測定し、本シキミ酸製造方法の実用化の可能性を検証すること、また(2)上述のサンプルの有機層抽出物中に、癌細胞増殖抑制効果並びに癌転移関連遺伝子の発現抑制効果を示す有用物質が存在することを精査することである。研究期間において、提案方法による光照射法では、菌糸に効率よく光刺激を与えることができないこと、また癌細胞増殖抑制効果と癌転移関連遺伝子の発現抑制効果は十分に再現性が確認されるが、異なる物質による作用であることが示唆される新規データが得られた。今後は、新たな研究予算を獲得し、大量に液体培養した菌糸を用いて効率よく光照射する方法の開発と、抗癌活性物質に関するさらなる知見の獲得を目指す。
Terms in the title (8):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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