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J-GLOBAL ID:202104003881142841
Research Project code:12102025
同位体標識試薬を用いたアミンおよびアミノ酸高感度分析のためのサンプル前処理法をセットとした測定キットの開発
同位体標識試薬を用いたアミンおよびアミノ酸高感度分析のためのサンプル前処理法をセットとした測定キットの開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 医学部 医学科 統合生理学, 助教 )
Research overview:
本課題では申請者らが以前開発した質量分析器用の安定同位体標識化合物(PyII)を用いて、カテコールアミンおよびアミノ酸の高感度測定法の確立を目的とし、それに不可欠となるサンプル前処理法の開発を中心に研究を行った。測定対象は脳内の神経伝達物質であるカテコールアミンのドーパミン、同じく神経伝達物質であるアミノ酸のGABAとした。 フェニルホウ酸を官能基とした固相カラムを用い、有機溶媒と強酸を組み合わせた精製法によりPyII標識したドーパミンとGABAの同時精製に成功した。この方法により標準品、脳組織共にドーパミンは100 fmol、GABAは10 fmolの高感度での定量に成功している。生体試料中のGABAの測定感度としては、実施者の知る限り、現時点で世界最高の測定感度である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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