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J-GLOBAL ID:202104003884943241  Research Project code:10102370

SAP-1およびその関連分子を利用した炎症性腸炎の新たな治療法の開発

SAP-1およびその関連分子を利用した炎症性腸炎の新たな治療法の開発
Study period:2010 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 医学研究科, 助教 )
Research overview:
本研究開発では、消化管粘膜上皮細胞に特異的な発現を示す受容体型チロシンホスファターゼであるSAP-1およびその関連分子に対するモノクローナル抗体が、炎症性腸炎の治療薬としての有効性を持ち得るかについて、腸炎モデルマウスを用い解析を試みた。その結果、発症機序の異なる複数の腸炎モデルマウスへの抗SAP-1モノクローナル抗体の投与により、一部のモデルマウスにおいて腸炎の症状の緩和が認められた。今後、抗SAP-1モノクローナル抗体の投与法、投与量の最適化を行なうと共に、SAP-1関連分子に対するモノクローナル抗体の炎症性腸炎の治療薬としての有効性についてさらに検討を進める。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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