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J-GLOBAL ID:202104003990245430  Research Project code:12101761

大型リチウムイオン電池セパレータ用高耐熱ナノファイバーマットの開発

大型リチウムイオン電池セパレータ用高耐熱ナノファイバーマットの開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院工学研究科, 教授 )
Research overview:
エンプラを素材としたナノファイバーマットを作製し、大型リチウムイオン電池用の高耐熱性セパレータ用素材を開発する事が当初の目的であった。そこで、研究グループが自己開発した線状レーザ溶融静電紡糸装置を更に改良し、ナノファイバーの更なる細径化と、連続して幅広いナノファイバーマットを作製することを試みた。具体的には、既存装置の紡糸部分の加熱方法の改良と、新たに移動型捕集部を考案し組み合わせることで課題を解決し、セパレータ素材となる高耐熱性マットの開発することである。その結果、幅広いナノファイバーマットを得ようとした結果、レーザの出力不足に陥り、繊維径は当初の目標値(平均繊維径800nm以下)を達成できなかった。しかし、融点の低いポリ乳酸のナノファイバーマット作製は改良された装置でも十分可能であることが分かった。また、レーザ出力を高く出来れば当初目標を達成できる事が分かった。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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