Proj
J-GLOBAL ID:202104004965282408  Research Project code:10102411

薬剤浸透性向上のための木材改質処理法の開発

薬剤浸透性向上のための木材改質処理法の開発
Study period:2010 - 2010
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工業技術部, 技師 )
Research overview:
木材の利用拡大のため、樹種や部位を限定することなく、均質に薬剤処理可能にすることを目標として、木材改質処理法により薬剤浸透性の向上を図った。難注入性のスギ 100mm 角材に適する改質処理条件を検討し、適切な注入条件を得た。その条件で改質処理したスギ角材は、未改質処理材では達成されなかった木口から150mmの均質な処理が達成された。また辺材は、角材の長さ方向全体に薬剤処理可能となり、浸透性の向上が認められた。しかし心材においては、長さ方向全体の薬剤浸透には至らなかった。高濃度の改質処理剤を用いることにより、より強力に改質が作用する可能性が得られたため、心材の浸透性の向上を目指す。
Terms in the title (4):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page