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J-GLOBAL ID:202104005667768060  Research Project code:10000283

小児呼吸器感染症の病因解析・疫学に基づく 予防・制御に関する研究

小児呼吸器感染症の病因解析・疫学に基づく 予防・制御に関する研究
National award number:JPMJSA1016
Study period:2010 - 2014
Organization (1):
Principal investigator: ( , 医学系研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSA1016
Research overview:
呼吸器感染症による乳幼児の死亡・重症化を防ぐために 呼吸器感染症は、開発途上国の乳幼児死亡の最大の原因となっている。特に死亡率の高い肺炎等の呼吸器感染症による死亡を減らすことは、世界的な課題である。そこで、フィリピン国内で特に乳幼児死亡率の高い地域において、乳幼児の人口や呼吸器感染症の発生率・死亡率等の基礎データを収集し、その病因や重症化の原因等の解明に着手している。これらの解析結果をもとに、より効果的な治療・予防法などの、重症化の阻止と死亡率の低減策を提言することを目的とする。 開発途上国で応用可能な信頼性の高い呼吸器感染症対策データを得る 選定された4か所の拠点病院の検査体制が整備され、患者からの検体採取が始まり、病原体が検出されている。ビリラン地域においては、事前調査に基づいて選定された2町25村において、コホート研究*が始まり、患者の長期的なフォローアップおよびリスクの解析を実施している。本研究の成果は開発途上国全体に応用可能であり、地球規模課題である乳幼児の呼吸器感染症対策への貢献が期待される。 *コホート研究・・・特定の集団(コホート)を長期間にわたって追跡調査する研究手法。
Research program:
Parent Research Project: 感染症
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :
Research project status (1):
  • transferred Transferred to AMED in FY 2014.

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