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J-GLOBAL ID:202104006090125500  Research Project code:7700000033

野依分子触媒プロジェクト

野依分子触媒プロジェクト
National award number:JPMJER9102
Study period:1991 - 1996
Organization (1):
Principal investigator: ( , 理学部, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJER9102
Research overview:
物質の性質や機能はその構成分子の純度に重大な影響を受けます。したがって、キラリティを含めあらゆる観点から同一の化合物を純粋に合成することはすぐれた物質の創製の基本であります。このプロジェクトでは完全化学反応の実現にむけた分子触媒の開発を目指しました。その結果、多くの有機化合物の完全水素化反応に有効な力量ある不斉ルテニウム触媒の開発に成功し、生理活性物質や機能性材料の合成に必要な光学活性化合物の革新的合成技術を確立しました。さらに分子触媒の概念を高分子合成に展開して重合反応を完全に制御することができました。また、超臨界流体を反応触媒とする高速かつ高生産性の分子触媒応を開拓して、新たな化学技術の萌芽を提示しました。これらの研究成果は、分子触媒反応が次世代の化学技術の基幹となり得ることを明確に示すものです。
Terms in the title (3):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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