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J-GLOBAL ID:202104006204107575
Research Project code:7700008101
局所リン酸代謝調節に基づく骨改造の包括的コントロール法の確立
局所リン酸代謝調節に基づく骨改造の包括的コントロール法の確立
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教授 )
Research overview:
「新規性・独創性」 低リン(Pi)血症はくる病・骨軟化症の原因となり,Pi 欠乏は骨の成長を強く抑制する。近年,申請者らは, Pi 代謝の研究成果の1つとして,骨形成細胞(骨芽細胞や軟骨細胞)のPi 代謝調節因子を特異的に発現調節することで,局所細胞レベルのPiの代謝(取込み)を調節し,全身性の影響なく,骨改造を行う方法を見出した。Piは,骨の成長過程で細胞特異的なアポトーシス,増殖・分化調節あるいは基質石灰化等のシグナル分子として機能すると推定される。申請者らは,Pi に対するこれらの細胞応答が,軟骨成長・吸収および骨のモデリング・リモデリングといった連鎖反応と一致することに注目した。このように,Pi に対する細胞特性と連鎖性を包括的に利用して軟骨から骨への置換,骨改造を調節しようという発想はこれまでにない。「実用化の可能性」 適切な時期に一過性に局所細胞のPi 代謝を活性化あるいは不活化することで,安価で安全に骨成長・骨改造を促すことができると予想される。「実施内容とその目標」 Pi 代謝調節因子の組換えウイルスベクターを用いたTet-Off システム(後述)を培養モデル(器官培養あるいは細胞培養)に導入し,その発現量,発現時期を調節して,骨成長・骨改造を人為的に調節する。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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