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J-GLOBAL ID:202104006737814605
Research Project code:12101896
酵素の耐熱性向上を実現するメソポーラスジルコニア担体の開発
酵素の耐熱性向上を実現するメソポーラスジルコニア担体の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 先進製造プロセス研究部門, 研究グループ長 )
Research overview:
本研究では、酵素のサイズに最適化されたメソポーラス(MP)ジルコニア上に熱に対して不安定な酵素であるホルムアルデヒド脱水素酵素を固定化し、その触媒特性と安定性向上の効果について明らかとする。これまでに報告例のあるMP シリカ/MP アルミナと比較して、MP ジルコニアは、熱伝導性が低く、かつ生体安全性も高いため、酵素の活性安定性・熱安定性を向上させる固定化材料として有望である。その結果、今回作成したMPZ固定化酵素は、40°C静置後、40分後で、初期活性の80%程度を保持していることが判明した。この結果は、MPZに固定化された酵素は、酵素活性にとっては高温である40°Cに暴露された場合でも、酵素活性を低下させることのない極めて優れた酵素固定化材料であることが明らかとなった。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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