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J-GLOBAL ID:202104007040404472  Research Project code:13412028

ロバスト水素社会実現に向けた水素製造技術の多様化:高性能カーボンナノチューブ光触媒の創製

ロバスト水素社会実現に向けた水素製造技術の多様化:高性能カーボンナノチューブ光触媒の創製
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 環境生命科学研究科, 准教授 )
Research overview:
太陽光を利用したオンサイト水素製造技術への応用を目指したカーボンナノチューブ光触媒の改良について検討し、助触媒である白金使用量の大幅な削減を達成するとともに、これまで必要であった添加剤(電子リレー)を不要としたより実用的な光水素発生系の構築に成功した。さらに、シェル部の改良により可視光量子収率の目標値である50%を超える世界最高値(53%)を達成した。改良型カーボンナノチューブ光触媒について特許出願を行った。また、実用化を目指した検討を民間企業と連携して行い、技術課題の抽出を行った。今後はオンサイト水素製造技術への応用へ向けた検討を加速させ、太陽光エネルギー変換効率の向上、耐久性・信頼性の向上、そしてスケールアップに関する研究開発を行う。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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