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J-GLOBAL ID:202104007200379070  Research Project code:11102046

ハダニを利用した土着天敵クロヒョウタンカスミカメ増殖キットの改良

ハダニを利用した土着天敵クロヒョウタンカスミカメ増殖キットの改良
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 教育研究部総合科学系生命環境医学部門, 准教授 )
Research overview:
日本に広く分布する捕食性カメムシのクロヒョウタンカスミカメは、環境への負荷が少ない土着天敵昆虫として注目されており、施設栽培での害虫管理での利用が期待されている。本種の普及のため、限られたスペースで省力的に増殖させるシステムの開発を検討した。本課題では、従来のキットの産卵基質・水分源である多肉植物(カランコエ)に、クロヒョウタンカスミカメの餌として好適なハダニを寄生させることにより、省力的で高い増殖効率を実現することを目指した。カランコエに対して約30系統のハダニの定着を試みたが、定着が可能だったものは1割程度にとどまり、それらも2世代以内の定着だった。したがって、期間内にキットの開発までは到達できなかった。しかし、ハダニが寄生するハーブであるバジルがハダニの定着に有効であることが明らかになったため、
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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