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J-GLOBAL ID:202104007538421455  Research Project code:20454861

コロナウイルス感染が自然宿主の免疫と行動に与える影響の包括的解析

コロナウイルス感染が自然宿主の免疫と行動に与える影響の包括的解析
National award number:JPMJSC20U1
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 医科学研究所, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSC20U1
Research overview:
本研究は、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の自然宿主であるキクガシラコウモリの免疫状態や行動変容を、学際融合研究によって包括的に解明することを目的とする。 ベトナム側チームは、野生のキクガシラコウモリを定期的に捕獲し、SARS-CoV-2に類似したウイルス(SARS-like coronavirus; SL-CoV)の保有率を解析する。日本側チームは、同定したSL-CoVの多様性を解析する。また、SL-CoVの感染の複製動態を実験的に検証する。その結果をベトナム側チームにフィードバックし、ウイルス陽性個体の分布や行動変容などの生態学的調査結果と融合する。 この2ヵ国のチームによる共同研究を通して、SL-CoVの感染が自然宿主の免疫状態や行動に与える影響、および、新たなウイルスがヒトに暴露される潜在的リスクが解明されることが期待される。
Terms in the title (6):
Terms in the title
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Research program:
Parent Research Project: Countermeasures for COVID-19 Urgent Joint Call
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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