Proj
J-GLOBAL ID:202104007756392025  Research Project code:12101893

DNAポリメラーゼのdisplacement活性(鎖置換活性)の増強による二本鎖DNA複製系の開発

DNAポリメラーゼのdisplacement活性(鎖置換活性)の増強による二本鎖DNA複製系の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , その他部局等, 研究員 )
Research overview:
本提案ではDNAプライマーゼとMCMヘリカーゼを共存させることによりファミリーB DNAポリメラーゼ (PolB)の鎖置換活性を高め、化学合成プライマーに依存しないLeading鎖とLagging鎖の同時合成系を開発することを目的とした。精製されたMCMヘリカーゼには3か所の点突然変異が含まれていた。しかし、耐熱性のATPase活性を保持し、微弱な3'→5'方向性の巻き戻し活性が検出された。5'FITC蛍光標識化プライム化基質にDNAプライマーゼ(PriLS)、変異MCMヘリカーゼ、PolB、PolDを加え、共同でDNAのLeading鎖とLagging鎖の同時合成を行わせた。その結果、蛍光標識プライマーの明らかな伸長を確認した。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page