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J-GLOBAL ID:202104007797734003
Research Project code:12101961
がん細胞特異性のより高いがん細胞傷害性組換えアデノウイルスの開発
がん細胞特異性のより高いがん細胞傷害性組換えアデノウイルスの開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 理工学部・生命科学科, 教授 )
Research overview:
がん細胞特異的に存在するRBの制御を外れたE2F活性に特異的に反応するARFプロモーターに細胞傷害性遺伝子としてHSV-TKを接続した細胞傷害性組換えアデノウイルスを作製し、従来から使用されているがん細胞で亢進したE2F活性に反応するE2F1プロモーターを用いたものと細胞傷害活性を比較した。正常細胞においてARFプロモーターを用いたものはE2F1プロモーターを用いたものよりも低い細胞傷害活性を示し、がん細胞株においてはほぼ同等の細胞傷害活性を示した。従って、ARFプロモーターを用いることにより、従来のE2F1プロモーターを用いたものよりもがん細胞特異性の高い細胞傷害性組換えアデノウイルスが作製されたと考えられる。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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