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J-GLOBAL ID:202104007955633015
Research Project code:15657490
2015年ネパール・グルカ地震の被害実態に基づく被災地の脆弱性評価
2015年ネパール・グルカ地震の被害実態に基づく被災地の脆弱性評価
Study period:2015 - 2016
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 生産技術研究所, 教授 )
Research overview:
本研究は、建物被害分布、地盤条件、今後想定される地震動分布から、地域別、建物タイプ別の効率的な復旧・復興支援と耐震補強支援の実現を目的とする。具体的には、衛星センサと UAV から得られる建物被害データを GIS 上で統合してデータベース化し、これとネパールの建物を対象として構築されたラメシュ氏による被害関数を合わせて統計処理することで、より精度の高い建物被害関数を作成する。そして、今後予想される地震動分布とこの建物被害関数を用いて、被災地に対しては効果的な復旧・復興支援を、将来的に地震危険性の高い地域に対しては優先的に耐震補強を進めるべき地域と建物を特定し、適切な耐震補強法も示す。本研究によって、(1)広域の建物の空間情報データの取得、(2)広域の建物被害データの取得と実体解明、(3)高精度被害関数の構築、(4)被災地の効率的復旧・復興のためのマイクロゾーニング、(5)将来の地震に対する補強を推進すべき地域と建物の明確化、(6)上記の(5)に対応する適切な耐震補強法の提示が期待される。
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Research program:
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Parent Research Project:
ネパール大震災
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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