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J-GLOBAL ID:202104008250631567
Research Project code:12103532
伝統的建造物群保存地区における総合防災事業の開発
伝統的建造物群保存地区における総合防災事業の開発
National award number:JPMJRX1294
Study period:2012 - 2015
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 建築学科, 助教 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJRX1294
Research overview:
伝統的建造物群保存地区は防災面では一般市街地以上の脆弱性を持つ。従来より保存事業とならんで防災事業がなされてきたものの、防火対策に重点が置かれており、東日本大震災で甚大な被害の原因となった構造補強などに取り組む事例は少なく、総合的な防災体制の重要性が再認識されている。 本プロジェクトでは、東日本大震災において地区全体で多大な被害を受けた茨城県桜川市と栃木県栃木市の伝統的建造物群保存地区を対象に、今次の震災経験に基づいた地震対策も含め、それら地区が抱える高齢化や職人不足、空き家対策などの防犯上の問題などを考慮し、地域に根ざした総合的な防災事業体制の開発を目的とする。 具体的には、マニュアルが未整備な伝統的建造物群の修理・修景の設計・計画手法や、伝統構法を継承するための施工体制の構築、さらには住民参加による防災ガイドラインの作成や総合防災訓練の実施などを通じて自助・共助による自主防災体制、行政間の連携体制を構築することを目指す。さらに本成果を一般化し、他の伝統的建造物群保存地区や木造密集地域など類似の問題を抱える地域への展開を図る。
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Research program:
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Parent Research Project:
コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :
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