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J-GLOBAL ID:202104008352870612  Research Project code:20338504

多孔性金属酸化物ナノシートを利用した高性能逆浸透膜材料の開発

多孔性金属酸化物ナノシートを利用した高性能逆浸透膜材料の開発
National award number:JPMJTM20GL
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 創造工学部, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20GL
Research overview:
海水淡水化等に広く利用される逆浸透膜には厚さ150nm細孔径2nmの有機系多孔性膜材料が採用されているが、膜厚が厚く圧力損失が大きいため、より薄い膜材料の開発が望まれる。さらに有機系逆浸透膜表面に有機物付着による膜性能低下のため、頻繁に洗浄を行う必要がある。多孔性金属酸化物ナノシートを利用すれば、従来の有機膜の1/10以下厚さの多孔性ナノシート膜材料を作製でき新規省エネ高性能無機系逆浸透膜材料を実現できる。本研究では独自に開発したソフト化学手法を用いて層状チタン酸ナノシートに2nmぐらいの細孔を開ける技術、さらに多孔性層状チタン酸ナノシートの積層製膜技術を確立し高性能無機系逆浸透膜材料を開発する。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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