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J-GLOBAL ID:202104008919849245  Research Project code:1112088

力学機能のナノエンジニアリング

力学機能のナノエンジニアリング
Study period:2019 - 2024
Organization (1):
Research supervisor: ( , 名誉教授 )
Research overview:
本研究領域では、超スマート社会や持続可能で豊かな社会を実現するための基幹技術である材料開発をターゲットとして、材料の基本物性である力学特性の発現機構をナノスケールから理解することや、 ナノスケールの変形や構造変化に由来する力学特性を利用した新たな材料機能を創出すること(ナノエンジニアリング)によって、発展性の高い材料設計指針を獲得することを目指します。 具体的には、各種材料(金属材料、無機材料、有機材料など)において、強度特性等を決定している支配因子やそのメカニズムについてのナノスケールからの解明と、それに基づく機能創出を進めます。 また、同スケールにおける力学特性を主とした他の物理特性(熱物性、磁性、導電性など)との相関性に着目した新奇な機能創出も対象に含めます。これらの目的の達成のため、 その場計測下の力学実験技術、力学解析法、シミュレーション技術等を発展させ、ナノ材料からマクロ材料の共通基盤であるナノスケールの力学学理の展開と多様な特性解明への解析評価技術の確立を推進します。さらに、基礎研究の結実として、材料の高機能化や新機能創出につながる材料設計指針を獲得することを目指します。 物理学や化学等のナノスケールの現象への理解に特長がある研究分野と機械工学や材料工学等の機能の発現機構や構造の理解に特長がある研究分野の融合を通じて、異種材料間の相違点や共通点を見出すことでナノ材料力学に関する普遍的な学理構築や新分野の開拓に貢献します。
Terms in the title (2):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Branch Research Project (31):

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