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J-GLOBAL ID:202104008982975447
Research Project code:7700000038
河内微小流動プロジェクト
河内微小流動プロジェクト
National award number:JPMJER9202
Study period:1992 - 1997
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 先端科学技術研究センター, 教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJER9202
Research overview:
微小な生物の飛行や泳ぎのメカニズムの解明を行いました。これらの運動の多くは、運動器官がその目的だけに進化しているため、その形状や作動原理を解明しやすいのです。メートルのサイズの生物や機械は、翼や鰭の断面が美しい流線形をしていて、揚力を利用して運動しています。ミリメートルのサイズの昆虫では、非常に薄くギザギザで反りのついた翼断面が使われ、この形状の翼の性能がこのサイズでは優れていることを確かめました。また、はばたき運動特有の急加減速運動と後流中の渦のふるまいを利用して、大きな流体力が発生できます。さらに小さなサイズでは、揚力(翼)は利用せず、パラシュートのように抗力を利用して運動しています。このように生物はそのサイズにふさわしい運動メカニズムを採用し、与えられた環境を上手に利用していることが明らかになりました。将来開発が期待されている微小な機械類の設計にも、この視点が重要であると思います。
Terms in the title (3):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :
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