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J-GLOBAL ID:202104009154662792  Research Project code:13411594

東日本大震災被災地における地域分散型養蚕技術の確立

東日本大震災被災地における地域分散型養蚕技術の確立
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 生物資源フィールド科学教育研究センター, 准教授 )
Research overview:
小規模・高付加価値養蚕業の展開 東日本大震災の被災地に養蚕に関する大学の最新の研究成果を実装し、新たな雇用を生み出す事を目的とする。そして、中・長期的には、その成果を高齢化の進む国内他地域に波及し、付加価値の高い新養蚕業を創出することを目標とする。塩溶液法によって繰糸コストが抑えられることが実証されたので、今後は小規模・高付加価値養蚕業として、被災地域活性化と雇用創出のための企業化価値は十分ある。 経済的価値・社会的価値 被災地では地域住民の高齢化に加え、職場を失った若者を中心とする労働人口が大都市へと流失し、地域復興は混迷の度を深めている。この現状を打破するためには、被災地住民自身が被災地で行える事業で雇用を創出する以外に道はない。地域住民の有する養蚕業の経験と暗黙知を活用する本プロジェクトを拡大展開すれば、地域再生のための画期的ビジネスモデルとなる。「小石丸亘理」は宮城県亘理郡に存在した亘理簡易養蚕学校によってはぐくまれた蚕であり、その付加価値の高い生糸を宮城県産ブランドとして育成できる 。 今後は、本プロジェクトを仙南地域へと順次展開し、丸森町、また隣接する大津波被災地である山元町、亘理町での地域再生活動を展開する予定である。
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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