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J-GLOBAL ID:202104009178764960  Research Project code:20336274

排水処理に資するメタン菌カソード微生物燃料電池の実用化研究

排水処理に資するメタン菌カソード微生物燃料電池の実用化研究
National award number:JPMJTM20AV
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 学際科学フロンティア研究所, 助教 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AV
Research overview:
従来の微生物燃料電池(MFC)は、カソードに白金触媒を利用しており、電極コストや流入酸素による発電阻害が課題となっていた。共同研究者である梅津らは白金の代わりにメタン菌触媒を用いたMFCを開発した。しかしながら、メタン菌を担持させるための炭素材料が高額であることが産業応用への障壁となっていた。他方、研究代表者は、これまで木炭を利用した電極材料について研究を行ってきた。そこで本提案では、メタン菌の担持材として木炭を用いることで、デバイス特性を落とさずに電極コストを従来の1/170以下に抑えた、メタン菌カソードMFCを実現する。従来の炭素材料とMFC特性を比較するとともにプロトタイプの作製も行う。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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