Proj
J-GLOBAL ID:202104009319116410  Research Project code:11104310

イリジウム錯体の光線力学治療薬としての可能性を検証する

イリジウム錯体の光線力学治療薬としての可能性を検証する
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 生物資源科学部, 教授 )
Research overview:
申請者は、これまでイリジウム錯体を利用してがん組織をイメージングすることに成功し、がん検査薬としての製品化に向け開発を続けている。最近、申請者はイリジウム錯体の生体投与方法を改良する過程で、イリジウム錯体を人工脂質膜に内包した「イリジウム錯体内包リポソーム」が、がん組織特異的な光線力学治療薬としての効果を持つことを発見した。そこで本研究はイリジウム錯体内包リポソームの光線力学治療薬としての可能性を検証している。申請者はこれまでの研究期間でイリジウム錯体内包リポソームが、低酸素状態のがん細胞のみに壊死を引き起こすことを見出した。今後はそのメカニズムを明らかにする。
Terms in the title (4):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page