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J-GLOBAL ID:202104009748890620  Research Project code:11101178

室温で機能する高効率新規キセノン(Xe)吸着・分離剤の開発

室温で機能する高効率新規キセノン(Xe)吸着・分離剤の開発
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 自然科学研究科, 教授 )
Research overview:
大気中に0.086 ppmしか存在しないXeは希少で高価なガスである。近年、Xeの利用は電球封入ガス、X線CTの造影剤、麻酔、半導体製造プロセス、イオンエンジンの燃料など多岐に渡り、確実にXeへのニーズが高まっている。Xeの工業的な調製手段としては、原料の液体酸素からXeを濃縮・精製する方法が用いられているが、液体酸素中にはXeの他にKr、Ar、炭化水素、フッ化物が共存するため、それらの中からXeのみを再分離する必要がある。分離コスト削減のために、多段階の濃縮・精製工程の簡素化が望まれている。本研究では、この問題点を克服可能なXe吸着剤を開発し、新規なXe濃縮・精製プロセスへの提供をめざした。
Terms in the title (6):
Terms in the title
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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