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J-GLOBAL ID:202104010506571383
Research Project code:10101773
想定大地震時における誘発地すべり地の予測と監視技術の開発
想定大地震時における誘発地すべり地の予測と監視技術の開発
Study period:2010 - 2010
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 防災研究所, 准教授 )
Research overview:
既往の地すべり地で、中規模以上の地震により再活動することがあるならばその地すべり地は来るべき大地震時には勿論のこと、豪雨時にも高い確率で再活動するであろう。大地震時に誘発され易い危険な地すべり地の予測とその活動の監視には、地表面の変位の時間的変化を検出できるInSAR解析と地表面の傾斜分布や表層流分布等の水文地形学的特徴を抽出できるDEM解析を併用することが有効である。ここでは、震度4以上の地震を経験している地すべり地を数ヶ所選定して解析を試みた。地震前後の地表面変位分布、表層流分布、及び傾斜分布をGIS手法により重ね合わせ、有意な変位を示す地すべり地について現地調査を行った。その結果、対応する地盤変状を確認でき、本手法の有効性を確認できた。しかし、解析事例が少ないためこの手法を確立させ技術移転を行うには更なる事例研究を必要とする。
Terms in the title (6):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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