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J-GLOBAL ID:202104010521604433
Research Project code:7700006352
自動バランサと不連続ばね特性を併用した洗濯機の制振
自動バランサと不連続ばね特性を併用した洗濯機の制振
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 大学院工学研究科, 助手 )
Research overview:
我々にとって最も身近な回転機械の一つに洗濯機がある.しかし,この機械は他の回転機械と比べると振動学的には最も制振が難しく,以下のような問題を抱えている.○水を含み不均一に分布した洗濯機が極めて大きな不つりあいを作るので,大きな振動が発生する.○不つりあいの大きさが運転のたびに変わるので,前もってバランスを取ることができない.○静粛な運転,コスト低減が強く要求される.特に最近出現した横型洗濯機では,洗濯物の偏りが一層大きくなり,振動がますます深刻になっている.従来、これらに対して十分有効な制振法は無く,共振時及び高速脱水時の大きな振動と騒音が問題であった.本課題の研究はこれらの回転機械の振動制振を対象とするものである.解決策として,洗濯機に,申請者が開発した不連続ばね特性をもつ補助ばねを適用し,それに自動バランサを併用した装置を製作し,実際の洗濯機に組み込み,脱水時の制振効果を実験で確認する.また,理論計算も併せ行い実験と比較する.
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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