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J-GLOBAL ID:202104010529161816  Research Project code:11104500

不可逆的に表面改質可能な機能性界面活性剤による次世代炭素材料薄膜の開発

不可逆的に表面改質可能な機能性界面活性剤による次世代炭素材料薄膜の開発
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院工学研究科, 准教授 )
Research overview:
本研究では、重合性界面活性剤を新規に設計、合成した。この界面活性剤には、水中および有機溶剤中でラジカル重合可能な重合性官能基を、疎水基として疎水鎖の異なる脂肪族炭化水素を導入した。また、親水基はノニオン性の単糖およびオリゴエチレングリコールを用いた。この重合性界面活性剤を用いて疎水性ポリスチレン粒子(粒径1~1.5μm)の分散およびカーボンナノチューブの分散に成功した。特に、界面活性剤同士を重合させた後も粒子およびカーボンナノチューブは分散状態を維持しており、洗浄後も凝集しなかった。また得られたカーボンナノチューブ分散液はガラス板等に塗布し、薄膜化が可能であることを実証した。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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