Proj
J-GLOBAL ID:202104010597292163
Research Project code:13410654
バイオベース有機顔料の開発
バイオベース有機顔料の開発
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 化学産業部, 副主査研究員 )
Research overview:
バイオマスである「米ぬか」から得られた「フェルラ酸」を原料とした「フロフラン誘導体」から「ジケトピロロピロール(以下、DPP誘導体と略す)」の合成を行い、有機顔料としての高い性能を確保した分子設計を行った。さらに得られたDPP誘導体の有機顔料としての評価(溶解性、鮮明性、耐候性)を行った。得られたDPP誘導体の溶解性はトルエンに対する溶解性1wt%未満を示し、赤色顔料における色相図において、色相角(h)30、彩度(C*)40以上を示したことから鮮明性の高い赤色であることを示唆した。また促進暴露試験における暴露時間144時間での色差(ΔE*ab)についても2以内を示すDPP誘導体が得られた。
Terms in the title (2):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
,
Research program:
>
>
>
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Return to Previous Page