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J-GLOBAL ID:202104010663402838  Research Project code:11103961

高クラーク数材料を用いた新規透明導電薄膜の研究開発

高クラーク数材料を用いた新規透明導電薄膜の研究開発
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 理工学部, 教授 )
Research overview:
透明導電膜は、表示素子、太陽電池、タッチパネルなどに広く使用される電子材料である。現在は主にITO(インジウム・スズ酸化物)薄膜が実用化されているが、インジウムがレアメタルであることから、ITOの代替材料開発に関心が高まっている。ITO代替材料として、資源枯渇の問題のないMgを主成分とし、副成分を少量混合させることでブルサイト構造を作製し、高導電率薄膜を作製することができれば、環境負荷の低い電子デバイスとして、イノベーション創出の可能性が期待される。有機金属塗布熱分解法(MOD法)を用いて、省エネルギー、低コストで安定的にMgO系透明導電膜を製造することを試みた。作成したMgO-C系薄膜は、大気暴露によりMg(OH)2-C薄膜に変化することで透明化した。導電性は不十分であったが、さらに条件を詰めていけば、高透過率・高導電性薄膜形成の可能性がある。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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