被災構造物を支えるボルトの伸び量の推定

Study period：2012 - 2013
Organization (1)：
Research responsibility： ( , 大学院海事科学研究科, 講師 )
Research overview：

港湾施設や橋梁,船舶などにおいて部材結合にはボルトナットが多用されている.本研究では地震や津波などの外力により塑性変形したボルトに対し,打音検査時の音響情報からボルト伸び量の推定を検討した.開発期間では,引張り加工により塑性変形したボルトを再現し,これを用いて鋼材を結合して打音検査用の実験装置を構築した.打音検査により得られた音響情報から統計的解析手法を用いてボルト伸び量推定式を作成した.さらにボルト伸びの有無を診断する判別式を作成した.研究目標であるボルト伸び量に対する打撃音響情報の特徴を把握することはできた.今後,伸び位置変化による影響を調査し,ボルト評価法として実用化を目指したいと考える.

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Research program：＞＞＞
Organization with control over the research：

Japan Science and Technology Agency

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