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J-GLOBAL ID:202104010821903920  Research Project code:20347116

新規の育種法導入による輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母の開発

新規の育種法導入による輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母の開発
National award number:JPMJTM20FX
Study period:2020 - 2021
Organization (1):
Principal investigator: ( , 食品工業技術センター, その他 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTM20FX
Research overview:
広島6号(H6)は清酒醸造に広く用いられている協会系酵母と遺伝的に近縁ながら,協会系酵母が持たない胞子形成能を有する稀有な菌株である。優れた醸造特性を有している協会系酵母は,交配育種が困難であるが,H6との交配株を作製することで正常な胞子形成能が付与され,多様な醸造特性を有する一倍体ライブラリを作製することができた。一方,H6で製造した清酒は協会系酵母と比較して,貯蔵劣化しにくいという優れた特性も有していた。一倍体ライブラリの活用により,H6の貯蔵劣化臭低生産性を受け継いだ菌株の選抜方法を検討し,貯蔵劣化臭低生産性と多様な醸造特性を併せ持った,輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母を開発する。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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