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J-GLOBAL ID:202104011266319556  Research Project code:10102377

中枢神経ネットワーク形成を促進する薬剤の開発

中枢神経ネットワーク形成を促進する薬剤の開発
Study period:2010 - 2010
Organization (1):
Research responsibility: ( , 薬学研究科(研究院), 助教 )
Research overview:
研究責任者が開発した細胞外リン酸化による神経再生阻害因子の新規抑制方法が、中枢神経組織の再生を促す治療方法として有効かを評価する事が本研究の目的であった。そのために細胞外リン酸化に必要なATPとリン酸化酵素PKAの患部への送達方法、濃度、投与時間などを、ラット脊髄損傷モデルを用いて検討した。その結果、PKAとATPを投与する最適条件が得られ、細胞外リン酸化が脊髄損傷による麻痺の軽減に大変有効である事が示された。同時に、薬剤の投与とともにリハビリテーションが重要である事も、これまでの他研究室からの報告の通り示された。細胞外リン酸化は、脊髄損傷の新しい治療方法として大変有望であり、この結果を創薬に繋げるためにさらに検討を重ねる予定である。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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