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J-GLOBAL ID:202104011938967632  Research Project code:12102665

臨床診断用クライオ生検摘出標本による組織構築鑑別システムの開発

臨床診断用クライオ生検摘出標本による組織構築鑑別システムの開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院医学工学総合研究部, 教授 )
Research overview:
套管針の下端部のみに液体窒素貯留槽を有し、シリコン小管を通して液体窒素(LN2)を充填して冷却されたヒト生検鉗子を使用するクライオ生検装置(CB III)を開発して、麻酔下マウス臓器を凍結採取した。凍結試料は、パラホルムアルデヒド含有アセトン中で凍結置換固定を行い、包埋薄切後HE染色と免疫染色を行った。またCB III装置性能については、内筒冷却面温度と冷却速度を測定した。この凍結採取試料では、200~300μmの深部組織において肝類洞は開大し、凍結良好な肝細胞が見られた。しかしLN2の貯留槽への充填が遅かったので窒素ガス排気系に真空ポンプを接続すると、冷却速度と到達温度が改善した。以上、 "生きた動物組織"の凍結採取が可能となった。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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