Proj
J-GLOBAL ID:202104011980534037  Research Project code:16809999

ストレス条件下における植物機能亢進による作物収量の向上

ストレス条件下における植物機能亢進による作物収量の向上
National award number:JPMJSC16C3
Study period:2017 - 2020
Organization (1):
Principal investigator: ( , 環境資源科学研究センター, グループディレクター )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSC16C3
Research overview:
本研究は、植物共生細菌エンドファイトの一種であるP. indicaの感染が植物の生物的および非生物的ストレス耐性を高める仕組みを明らかにし、更に実用作物にも展開を図ることを目的とする。 具体的には、日本側はホルモノーム解析を行うとともに、P. indica感染による根系制御と窒素の取り込み制御の仕組みの解明をフランスと共同で行う。 スペイン側はメタボローム解析を、ドイツ側はトランスクリプトーム解析とP. indica感染による根系制御とオーキシンの恒常性制御との関係について明らかにする。シロイヌナズナの研究で得られる知見を実用作物で実証するために、日本側はイネに、ドイツ側はハクサイなどのアブラナ科作物に展開する。 日欧の研究チームが相互補完的に取り組み、根圏共生微生物が宿主植物のストレス耐性を向上させるしくみを分子レベルで理解することで、生物農薬としての活用や、その効果を代替できる植物成長調整剤の開発に繋がることが期待される。
Terms in the title (4):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
Research program:
Parent Research Project: 食料及びバイオマスの生産技術
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

Return to Previous Page