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J-GLOBAL ID:202104012046136910  Research Project code:11100083

単一分子レベルの酵素反応解析からがん治療法開発までの複合領域研究

単一分子レベルの酵素反応解析からがん治療法開発までの複合領域研究
Study period:2011 - 2013
Organization (1):
Principal investigator: ( , 基幹研究所 伊藤ナノ医工学研究室, 研究員 )
Research overview:
本研究交流は、がん細胞で過剰に発現していることが知られるグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)の新規基質となる新規化合物を設計し、1分子レベルでの酵素反応メカニズムを解析することを目的とする。具体的には、日本側はGSTと反応する蛍光化合物、化学発光化合物、核磁気共鳴プローブ、低分子薬剤の設計を担当し、スウェーデン側はその生物活性解析、速度論解析、細胞イメージングや薬効評価を担当する。両国の研究チームが有機合成化学および酵素学・生物物理化学の観点から相互補完的に取り組むことで、1分子酵素解析技術に基づき、体内における代謝によりはじめて薬効が現れるように工夫した薬(プロドラッグ)の設計法やがん細胞イメージング技術の開発が期待される。
Research program:
Parent Research Project: ライフサイエンスと他の分野を結合した複合領域
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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