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J-GLOBAL ID:202104012207867074  Research Project code:18064383

「国際共同研究イノベーション拠点」未来環境エネルギー研究開発イノベーション拠点

「国際共同研究イノベーション拠点」未来環境エネルギー研究開発イノベーション拠点
National award number:JPMJSC18H1
Study period:2019 - 2024
Organization (1):
Principal investigator: ( , 物質科学国際研究センター, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSC18H1
Research overview:
●活動の概略 【地域実装を目的とする環境エネルギー研究開発を行う】 名古屋大学の化学・材料領域の強み、上海交通大学の平野材料創新研究所等のセラミックス領域の強みを融合・深化させ、地域システムに組み込み、日中の地域環境と地域エネルギー問題を解決する。このため、個々の研究内容を深化させるとともに、産業界のニーズにとどまることなく、社会からの要請を的確に包含する研究課題を実施する。例えば、日本発の科学技術である光触媒材料において、日中双方及び相互連携で開発してきた成果を昇華させ、汚染水の浄化とともに水素エネルギー等を地域の現状に合致したシステム開発を行う。 【地域実装プラットフォーム構築を目的とする連携活動を行う】 上海交通大学構内に設置した名古屋大学中国交流センターを窓口とし、配置するコーディネーター、研究者が日系企業や現地企業とのネットワークを構築し、産学のニーズ・シーズマッチングを目的とした産学連携ワークショップ(年2回)を開催する。また、成果の共有と情報発信並びに連携強化を目的に、藤嶋昭研究主幹がこれまで主催してきた日中知能材料国際会議(SIEMME)と連動し、毎年、中国にて国際会議を開催する。 ●優れている点と期待される成果・効果 本拠点では、産産学学により基礎から実装研究までを一貫して俯瞰できる点に優れており、研究面において、これまでに独立して研究開発されていた、環境技術とエネルギー技術をリンクし、地域社会の課題に根付いた高効率な環境浄化と再資源化モデルを構築することが期待できる。これにより、真に地域に受容される技術を日中連携により創出することができる。実装面においては、日本を代表するトヨタ自動車を筆頭に中部地域等のものづくり企業を束ね、中国企業とタッグを組んだ社会実装を目指すことで、中国の巨大マーケットでの実証と日本を始めとしたアジア諸国への技術還元に大きく期待できる。 ●研究・交流と貢献 日中両国における地域のエネルギー・環境問題を解決し、地域に根付いたサステナブルな社会実装を実現する。引き続いて、本拠点を核として研究・交流することによって、日本および中国・地域との強靱なネットワークを構築し、日系企業・中国系企業のニーズの把握とその問題解決の迅速化、さらに産学連携を通し
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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