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J-GLOBAL ID:202104012251689604  Research Project code:7700004787

水中コリンエステラーゼ阻害物質の一括・高感度評価装置の開発と応用

水中コリンエステラーゼ阻害物質の一括・高感度評価装置の開発と応用
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator: ( , 薬学部, 教授 )
Research overview:
有機リン農薬およびカルバメート系農薬は典型的なコリンエステラーゼ(ChE)阻害物質である。河川はこれら有害物質の受け皿であり、また、水道原水として使用されることから、健康影響に強い関心が寄せられている。有機リン農薬は浄水場の塩素消毒により、元の数百倍のChE 阻害活性を持つ酸化体に変化し、その一部は蛇口水から検出されることもある。この研究では、有機リン農薬の毒性増強を逆手に取り、?酸化体生成および安定化、?固相抽出によるクリーンアップと濃縮、?ChE 活性評価の、それぞれのシステムを再検討し、水中ChE 阻害物質に対して一括・高感度で健康影響評価できる装置の開発を目的とする。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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