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J-GLOBAL ID:202104012265994035  Research Project code:13409281

オオカミ尿由来の恐怖誘起物質による野生動物との共存

オオカミ尿由来の恐怖誘起物質による野生動物との共存
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 医学部, 教授 )
Research overview:
本研究の最大の成果は、ピラジン誘導体が害獣として北海道で多大な被害をおよぼしているエゾシカに忌避および恐怖を引き起こすことを確認したことである。工業的に合成された化合物で、シカのような大型動物に統計的な有意差をもつような科学的な検証を行った初めての研究成果である。また、申請者が行った検証の範囲ではエゾシカおよびマウスにおいて、簡単には慣れが生じないことを確認した。さらに、新たにオオカミ尿中に存在するピラジンがマウスに恐怖行動を誘発することを見いだすとともに、有機合成されたピラジン誘導体の一部は恐怖行動を誘発することを見いだした。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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