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J-GLOBAL ID:202104012388933421  Research Project code:11101547

強磁場印加結晶配向/水熱固化併用技術によるモルデナイトサブナノ細孔規則配列緻密薄膜の開発

強磁場印加結晶配向/水熱固化併用技術によるモルデナイトサブナノ細孔規則配列緻密薄膜の開発
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 大学院自然科学研究科, 教授 )
Research overview:
本研究開発では、物質の化学合成プロセス条件に全く依存しない結晶の磁気異方性という物理パラメータを利用してゼオライト細孔の配向性を制御可能とする汎用的なプロセス技術を提案し、その提案技術を基に、磁場中鋳込み成形によってモルデナイト配向体の作製と水熱固化について検討した。その結果、静磁場印加によってb軸配向体が、回転磁場環境下ではc軸配向体が作製可能であることがわかった。また、水熱反応に用いる反応溶液組成を制御することによって、試料の緻密化が進行することが微細構造観察ならびにガス透過性の検討から明らかになった。研究目標であるモルデナイトの緻密配向薄膜の作製に関しては、使用粉末粒子の形態制御や懸濁液の分散性の向上、それに加え基板上への粒子堆積挙動の検討が必要であることがわかった。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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