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J-GLOBAL ID:202104013317856155
Research Project code:12102645
低品位粘土を原料に用いた新規な遮熱・断熱タイルの開発
低品位粘土を原料に用いた新規な遮熱・断熱タイルの開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 岐阜県セラミックス研究所, 所長 )
Research overview:
本研究では、数%の酸化鉄を含有する粘土および炻器素地(2種類)の焼成体を作製し、これらの赤外線反射特性に及ぼす影響因子について検討した。電気炉による酸化焼成の場合、低密度の焼成体では近赤外線領域で80%以上の反射率を示したが、焼成体が高密度に移行するに従って反射率は減少した。特に、かさ密度2.3g/cm3、吸水率3%を境にして急激に反射率が変化することが分かった。また、約4%の酸化鉄を含む素地を、ガス炉により室温から1200°Cまでを強還元焼成した場合、表面だけが橙色を呈した高密度な焼成体が得られた。この試料の赤外線反射率は、酸化焼成の高密度焼成体に比べて2倍以上高く、強還元焼成が高赤外線反射(熱遮蔽)材料を得るための有効な手段であることが見出された。
Terms in the title (7):
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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